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私が「宮沢賢治」を再発見したこと ・・・ 舘野廣幸
2008 / 07 / 23 ( Wed )
3 回「注文の多い…」私が初めて宮沢賢治を読んだのは、たぶん小学校の頃だったと思いますが、あまりよく覚えていません。その後20年以上、宮沢賢治に興味を持つことも作品を読むこともありませんでした。
私は父の跡を継ぎ、漫然と普通の農業をしていましたが、増え続ける作物の病害の発生に悩むようになりました。そんな時に、有機農業と出会い、まさに「藁にもすがる思い」で有機農業の本を読み、またさまざまな研修会にも顔を出しました。
その、有機農業の研修会の中で、筑波大学で行わ
れていた一風変わったセミナーがありました。筑波
大学の橘泰憲先生が主催するそのセミナーは「有機
交流セミナー」といい、農業や食べ物、環境などさ
まざまな話題を取り上げていました。
その中で、橘先生は有機農業と宮沢賢治の関係を
熱心に語っていました。私も、改めて宮沢賢治の作
品を読み返してみようと思いました。有機農業を実
践しながら読む宮沢賢治は、今までとまったく違う
新しい世界に満ちていました。
「読む」とは、単なる情報の一方通行ではなく、自
分の心が作者の心と交流することだということを
痛烈に感じました。宮沢賢治の詩集「春と修羅」を
開くと

わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の    
ひとつの青い照明です

という言葉が、まさに有機質の土に染み込むように
私の中に入って来ました。
有機農業は、単に「農薬や化学肥料を使わない農
業」ではない、「いのちの交流」(あるいは提携など
ともいう)なくしては不完全であると感じました。
そして、無農薬無化学肥料だけでない大切な部分が
宮沢賢治には詰まっていると感じたのです。
それ以来、15年間、仕事の合間に賢治の作品や関
連した書物を読み続けています。農業は、賢治の言
う「人と地球にとるべき姿」を求めて、これからも
一生読み続けていくだろうと思います。
pict3.jpg
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15 : 16 : 17 | 08年度 みんなの有機農業公開講座 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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